世界の『衛生、環境、健康』に貢献する(株)サラヤさんを講師に迎え、食品表示講習会を開催しました。
目次
食品表示とは?
食品の製造者販売者が、その食品がどのようなものかをお客様につたえるものです。
表示が不十分であったり、誤認させてしまったりします。
全てはお客様、消費者のための制度です。
今回の主な変更点
- 加工品と生鮮食品の区分の統一
- 原材料名表示等のルール変更
- アレルギー表示のルール改善
- 通知などの表示のルール規定
- 製造所固有記号のルール改善
- 販売用途の添加物表示のルール改善
- 表示レイアウトの改善
- 消費者向けの加工食品及び添加物に栄養成分表示が義務化
- 栄養機能食品のルール変更
- 栄養強調表示のルール改善
- 原料原産地の制度変更
講習会の様子
講習風景
講習会のテキストはオリジナルのイラストがたっぷりでわかりやすく、取り組みやすいものを用意して頂きました。
ただ聞くという講習会ではなく、時折クイズの混じった進行で午後の眠くなる時間帯でしたが皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。クイズに答える事で、今回の講習内容が他人ごとではなく、直近に迫った自身の問題としてとらえていただいた方が多かったように思います。
ワークショップ風景
新たな取り組みとして、座学の講習のあと業種ごとにかたまって、旧表示のものを新基準の表示に書き替えるというワークショップを行いました。
なんとなくわかったではなく、実際に手を動かしてみることでより理解が深まり、講習会の時間を有効活用することができました。
また、同業者が一つのテーブルを囲むことで講習会では触れられなかった日々の業務の中での疑問も改めて講師に投げ返すことができ、より実践的な形でワークショップが進みました。
まとめ
わかるためにはまず、何がわからないかを知ることが大切だと感じました。わからないことを認識したうえで同じ悩みを持つ同業者と頭を付き合わせれば、課題解決の糸口がつかみやすくなることがわかりました。
この記事をご覧の皆さんも、次回はぜひご参加いただきより深い理解へとつなげてみませんか?!