HACCPの研修会を開催しました。

マールブランシュ湖南スタジオ

平成30年9月26日(水)に(株)ロマンライフ様のご協力の元、マールブランシュ湖南スタジオにてHACCP(ハサップ、ハセップ)の研修会を開催しました。14名の食品衛生指導員、推進員、事務局が参加し2年後の全店義務化に向けて学びを深めました。

 

マールブランシュ湖南スタジオ

 

 

目次

第1部 スタジオ見学

まずスタジオ2階部分を見学させていただきました。従業員が気持ちよく働ける工夫が随所に見られました。

 

第2部 製造工場見学

見学準備

 白衣を羽織り、ズボンのすそはバンドで固定、頭にはネットをかぶってから耳まで覆う帽子をかぶって見学の準備をします。

(この後は撮影不可でしたので、テキストでお伝えします。)

その後、靴裏をエアクリーナーできれいにし、ローラーで全身のホコリを落とします。手洗いとアルコール消毒を済ませた後エアシャワーで最後の仕上げをしたのちにようやく製造区域に入ることができます。

製造過程では、工程ごとに分離された部屋で安全に製品を製造していきます。記事は温度や比重などのきまりがあり常に同じ品質のものができるよう管理されています。また焼成・包装後は金属探知機、X線検査、人による目視で厳重にチェックされます。数分ごとに目視によって不適とされる商品が出てくることは意外でしたし、最後に人の目を通して確認することの責任と重要性を感じました。

 

 

第3部 HACCP講習

HACCP講習会の様子

最後はマールブランシュ湖南スタジオ様のHACCPの取組についての座学です。学ぶべき点があまりに多くここですべてをお伝えすることはできませんが2年後に迫ったHACCP全店義務化に向けての有意義な学びの場となりました。

  • 取り組みには大変時間がかかるので、余裕を持って始めなくてはいけない。
  • プロジェクトチームを結成する。(個人で取り組むよりも早く、質の良い取り組みになります。)
  • ステップごとに期日を設けて確実に実践していく。

食品工場と小さなお菓子屋さんではできることは同じではありませんが、要求されていることは消費者に確実に食の安心・安全を届けるという事。以上のようなことを参考に私たちの取組につなげていきたいと思います。

 

受講者の様子

 

※乙訓食品衛生協会ではHACCP全店義務化に向けて、会員の皆様がストレスなく導入できるよう情報提供に努める予定ですので、ぜひ定期的にこのホームぺ時をご覧ください。

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